マイナンバー制度が、2015年10月より開始されます。
最近は、テレビでも情報番組で取り上げられているためか
仕事仲間や友人・知人の間で話題にの上がる事があります。
しかし、2015年10月からすぐにマイナンバーカードが送付
されてくると思っていたり、10月からマイナンバー制度の
運用がはじまると勘違いしている人も多いみたいです。
(↑あくまで、自分の周りの友人・知人の話です)
今回の記事では、マイナンバーの導入までの流れと
導入後に必ず知って欲しい手続きに関してご案内します。
マイナンバーカードの目的やメリットはこちらをご確認下さい。
目次
マイナンバー制度導入までの流れ
平成27年10月 全国民への通知カード及び個人番号カード交付申請書の送付
平成28年1月 申請のあった方への個人番号カードの送付、個人番号の利用開始
平成29年1月 国の機関間の連携開始、情報提供等記録開示システム(マイ・ポータル)設置
平成29年7月 地方公共団体等との連携開始
参考サイトURL
http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/contents/1412042284958/index.html
2015年10月は、番号の通知のみです。
2016年1月から、マイナンバーカードが送付されて各種運用の下準備が出来ます。
2017年1月からは、マイポータルという端末で自分の利用履歴等も
確認する事ができるようになります。
雇用保険・年金・生活保護などの行政サービスを受けるための書類にマイナンバーを
を記載することで、データが蓄積されていくのでその履歴が見れます。
2018年7月のち方公共団体との連携で期待されているのは、図書館の利用カードを
マイナンバーカードに統合できる可能性です。
そうなれば、今後図書館毎に利用カードを使い分けなくても良くなります。
マイナンバーの制度を理解し、必要な手続きをとらずにいると発行されたマイナンバーも
十分活用する事ができません。
最初に通知カードが送付された後で、個人番号(マイナンバー)カードに関しては
申請者のみへの送付となります。
そのため、通知カードと個人情報カードの違いを知り、申請手続きを忘れないように
する事が大切です。
通知カードと個人番号カード(マイナンバーカード)の違いは?
通知カードとは?
通知カードは、市町村が個人番号を通知するためのカードの事です。
紙製のカードとなる予定で、
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 性別
- 個人番号
- 総務省令で定められた事項
が記載されます。
顔写真は掲載されないため、本人確認に用いる事はできません。
用紙ではなくカード型になる予定です。
通知カードの目的としては、行政機関等に
12桁の個人番号が本当に自分の番号なのかを
証明するためにも必要なのです。
しかし、顔写真が掲載されていないため・・
落とした際に拾われ、成りすまして使われる不安要素が出てきます。
そのため通知カードに関しては、顔写真入の免許証など
本人確認書類を同時に提示しなければいけません。
個人番号カードとは?
個人番号(マイナンバー)と顔写真が掲載されたICカードです。
番号がカード表面に記載されているだけでなく、ICカード内部にも
電子的に個人番号が記録されています。
個人番号カードに関しては、住んでいる市町村で申請すると入手できます。
その際は、通知カードとの交換で取得する形になるため、手元には
『通知カード』か『個人番号カード』のどちらか一方が残る形になります。
個人番号カードは、顔写真が記載されているため、それだけで身分証の
代わりになります。
また、個人番号カードを持っていないと受けられないサビービスもあるため
早めに個人情報カードの申請をしておくのがおすすめです。
個人情報カードを手にしたら最初に確認して欲しい手続きとは?
個人情報カードを手にしたら、最初に確認して欲しい手続きがあります。
それは、個人情報カードを紛失した場合の
無効手続き
です。
マイナンバー制度は、引っ越しや年金給付・雇用保険・生活保護と
様々な行政サービスに関わってきます、メリットも多いのですが・・・
情報にアクセスする場合に、IDとパスワードを使う訳ではなく
マイナンバーカード自体で認証する仕組みになっています。
そのため、マイナンバー自体を紛失・盗難されると不正にアクセス
される可能性があります。
しかしながら、紛失・盗難した場合には自分のマイナンバーカード
を無効にする事もできます。
この無効手続きを、カードが届いた時にしっかり確認して欲しいと思います。
マイナンバー制度導入までの流れのまとめ
○2017年10月に届くのが通知カード
○2018年1月に届くのがマインバーカード
○マイナンバーカードが届いたら無効手続きを確認する!
通知カードが届いた後に、手続きをしないとマイナンバーカードは届きません。
マイナンバー制度を利用するにあたり、通知カードではなくマイナンバーカードの
方が重要ですので、申請手続きも忘れにしておきましょう!