先日、WEB解析士協会のセミナーを受講する機会がありました。
セミナーを受けた感想というよりは、セミナー後の懇親会で、
コンサルタントの仕事に関して、いろいろ思う事がありました。
今回は、コンサルタントとして仕事をしたいと考えている方や
個人事業主・フリーランサー向けビジネスのすすめ方をまとめておきたいと思います。
今回は、コンサルタントの中でも集客やWEB関連のコンサルタントを想定して
記事にしています。
コンサルタントの定義は?
そもそも、コンサルタントとは『問題を解決する人』だと考えています。
クライアントの問題を解決するためには、自分自信の問題を
解決しなければいけません。
集客が出来ない、集客コンサルタント
アクセス解析のデータを軽く考えている、WEB解析士
自分のサイトを持っていない、SEOコンサル
など、実践が伴っていないとコンサルティング自体が難しくなります。
ビジネスに関連するコンサルタントに求められる事は、
『成果』が出せるかどうかです。
※もちろん、コンサルティングやアドバイスした内容をクライアントが
実践できなければ、成果が出ないなの当然ですが・・・
今回は、実践されているのを前提にしていきます。
コンサルタントの定義とは、会社員なのか個人事業主として働いているか
また、東京に住んでいるか地方に住んでいるで決まるものではなく
クライアントの問題解決ができるかどうかにかかっていると思います。
相手を理解し、共生関係を作る
私はビジネスに成果を出すために必要な
2つの要素を毎回クライアントに、話していますのでご紹介します。
価値観の共有
商品を販売しているのであれば、その商品を
サービスを提供しているのであれば、そのサービスを
『良い』
と思ってもらう事で、共に価値観を共有する事が
最初のステップになります。
自分の商品やサービスが相手が『必要』『欲しい』と
思っていないのにや、セールスや販売・紹介のお願いを
するのはただの押し売りです。
『Win-Win』の関係を作る
日本風に言うと、『自他共生』という表現になります。
※現代柔道の始祖と言われる、嘉納治五郎先生の言葉です。
相手(お客様・クライアント)にとってもメリットがあり、自分にとってもメリットがある。
そして、一番メリットのがあるのが相手でなければ行けないと思っています。
自分にとってのメリットは、報酬(お金)という形になるケースが多いと思います。
自他共生やWin-Winを考えた時に、相手にお金以上の価値を提供出来ているか?
この意識を常に持つことが大切です。
何かを買ってももらったり、サービスに申し込んで貰う場合はわかりやすと思います。
注意が必要なのは、紹介をお願いしたり集客を手伝ってもらう等、
相手の労力の提供をお願いする場合も同様です。
相手に対して、安易に集客を手伝って欲しい!
自分のビジネスを手伝って欲しい!
などの言葉を、一流のコンサルタントは言わないはずです。
それは、無形の『労力』に対して価値を尊重しているからです。
相手との共存関係を作らねければ、搾取になります。
働き方で、コンサルタントの価値は変わらない
現在、コンサルタントに限らず個人事業主やフリーランスとして
活動している方は、意識しているか無意識かは別にして
上記の事を意識されている方が多いと思います。
逆に、意識できないまま個人事業主・フリーランスとして
ビジネスがなりたっている方を見た事がありません。
逆に、会社員として働かれている方でも上記の事が
意識していれば、独立する上でのビジネスのベースが
出来ている方だと思います。
特に、営業関連の会社に勤務されているセールスマンで
十分結果が出ている方は、コンサルタントとしての資質が
十分に備わっていえると言えます。
逆に、コンサルタントを名乗っていても・・・
セミナー終了後に、価値観の共有も共生関係も
構築出来ていない状態で、紹介のお願いをしたり
集客の依頼をしてる方は、コンサルタントとして
成果が出ているとは、とても思えません。
会社員の方で、職種上は営業職として働かれている方も
コンサルタントと呼べる人は数多くいます。
逆に、コンサルタントを名乗りながら、言動や行動を見ていると
コンサルタントからは程遠い方も、残念ながら数多くいると思います。
仕事が今何をしているかに関わらず、問題解決能力をしっかりと
磨いていけば、コンサルタントとして活動するチャンスは確実に巡ってくると思います。