大雪警報の基準は?今から準備しておきたい大雪警報発令時の準備と対策

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2013年2月に大雪があり孤立状態になった地区が
ありました。

そして、2014年も12月にも関わらず新潟で大雪に

よって死者が出るほどでした。

日本で冬を過ごすにあたり、天候の状態は常に

気にしていなければいけないと思い。

大雪警報に関する詳細をまとめてみました。

大雪警報と大雪注意報の違い

■大雪特別警報
大雪特別警報は、数十年に一度の降雪量となる大雪が

予想される場合に発表します。

■大雪警報
大雪警報は、大雪により重大な災害が発生するおそれが

あると予想したときに発表します。

■大雪注意報
大雪注意報は、大雪により災害が発生するおそれがあると

予想したときに発表します。

参考ページ
気象庁の発表する大雪警報・大雪注意報の種類

ちなみに、2014年に2月14日~15日にかけて甲府・前橋で

114cm以上の降雪があったにも関わらず大雪特別警報は

出されておらず、これからどのような基準で特別警報が

出されるるのか疑問の声も一部あがっています。

また、大雪警報の基準も地域により違っており、気象庁の

ホームページを元に下記の通りまとめてみました。

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大雪警報と大雪注意報の都道府県事の基準

■札幌の大雪警報基準

○警報

平地 6時間降雪の深さ30cm あるいは 12時間降雪の深さ40cm
山間部 12時間降雪の深さ50cm
○注意報
平地 12時間降雪の深さ20cm
山間部 12時間降雪の深さ30cm
○なだれ注意報
①24時間降雪の深さ30cm以上
②積雪の深さ50cm以上で、日平均気温5℃以上

参考資料:警報基準(札幌)

■青森の大雪警報基準

○大雪警報
平地 12時間降雪の深さ35cm
山沿い 12時間降雪の深さ50cm
○大雪注意報
平地 12時間降雪の深さ15cm
山沿い 12時間降雪の深さ25cm
○なだれ注意報
①山沿いで24時間降雪の深さが40cm以上
②積雪が50cm以上で、日平均気温5℃以上の日が継続

参考資料:警報基準(青森)

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■福島の大雪警報基準

○警報
平地 12時間降雪の深さ25cm
山沿い 12時間降雪の深さ35cm
○注意報
平地 12時間降雪の深さ10cm
山沿い 12時間降雪の深さ20cm
○なだれ注意報
①24時間降雪の深さが40cm以上
②積雪50cm以上で日平均気温3℃以上の日が継続

参考資料:警報基準(福島)

■東京の大雪警報基準

○大雪警報
24時間降雪の深さ20cm
○大雪注意報
24時間降雪の深さ5cm
○なだれ注意報
なし

参考資料:警報基準(東京)

■神奈川の大雪警報基準

○大雪警報
24時間降雪の深さ20cm
○大雪注意報
24時間降雪の深さ5cm
○なだれ注意報
なし

参考資料:警報基準(横浜)

■京都府の大雪警報基準

○大雪警報
平地 24時間降雪の深さ15cm
山地 24時間降雪の深さ60cm
○大雪注意報
平地 24時間降雪の深さ5cm
山地 24時間降雪の深さ20cm
○なだれ注意報
①積雪の深さ40cm以上あり降雪の深さ30cm以上
②積雪の深さ70cm以上あり最高気温8℃以上又はかなりの降雨*1

参考資料:警報基準(京都府)

場所によって大きく、警報・注意報の基準が

違うっているのがわかると思います。
北海道や東北が基準が高めになっていますが、

関西エリアでも山間部やスキー場がある都道府県の

場合は、自分の住んでいるエリアの警報基準を

しっかり把握しておく事が重要です。
そうすれば、警報が出た時点でどれぐらいの降雪が

あるか把握できます。!!

大雪警報発令された時の情報収集と対策

まず、大雪警報が発令された時の情報収集ですが

気象庁のホームページから、都道府県のエリア毎に

確認する事ができます。

気象警報・注意報確認ページ

また、ウェザーニューズが提供するアプリで首都圏を

中心に大雪時の情報を受け取る事ができます。

東北の最南部の福島県でも、2014年2月に

大雪があり上記のニュースが流れた程です。

クルマの中での防寒対策や、雪の中での移動に

備えた準備は必要になります。

1,防寒着の用意
北海道・東北エリアでは、会社までの移動が車移動が

多くコートなどの防寒対策も比較的軽く考えがち

ですが、ビジネスコートなどではなくしっかりとした

防寒着を用意しておくのがおすすめです。

2,鉄製スコップとバスタオルの用意
クルマ移動中に、雪にハマったしまった場合雪用の

プラスチック製スコップの場合だと圧雪した雪を削る事が

出来ないので、鉄製のスコップを常備しておくのがおすすめです。

また、タイヤのスリップを防止するためにタイヤに

かませるタオルなどがあるとよりスタックした時に抜け出しやすくなります。

3,防寒用ブーツ
クルマが雪にハマったしまった場合、徒歩で

移動せざる負えない場合も出てきます。

通勤する場合でも、雪用・防寒用ブーツは、

1足常備しておきたいものです。

4,モバイルバッテリー
助けを呼ぶ際の携帯電話・スマホの

バッテリーとして1つあると便利です。

また、警報・注意報などの情報収集をするに

してもモバイルバッテリーがあれば安心して活用できます。

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