エンジンオイル交換時期の目安は?トヨタ:ヴィッツに関してディーラー整備士の本音を聞いてきました!

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前回、ミッションの調子がおかしくなり
トヨタのヴィッツを買い替え事を記事しました。

買い替え後に、ミッションオイル(CVT
オイル)の交換頻度だけでなく、エンジン
オイルの交換時期に関しても目安をトヨタ
ディーラーの整備士に聞いてきました!

ディーラーの整備士も、整備マニュアルと
本音の部分で板挟みになっているようでした

今回は、その際の内容を記事にまとめておきたいと思います。

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前回書いたCVTオイル交換に関してはこちらの
記事にまとめておきました。

トヨタ推奨のエンジンオイル交換時期とシビアコンディションの定義

トヨタのヴィッツで推奨されている
オイルの交換時期は以下のとおりです。

  • 標準交換時期:15,000km
  • シビアコンディション時:7,500km

これは、トヨタだけでなく他の自動車
メーカーでもほぼ同条件の内容が推奨され
ている交換時期です。

トヨタ以外の自動車を利用されている方も
参考になるとかと思います。

参考サイト

トヨタ:エンジンオイルについて
JAF:エンジンオイルの交換時期は、どのように判断するのですか?

シビアコンディションの走行状況は以下のとおりです。

  • 1回の走行距離が8k以下での走行
  • 登坂路の繰り返し走行
  • 凹凸路面での走行
  • 山道(粉塵・土煙)が多い道路の走行
  • 走行距離が多い(1年間に2万km以上)

などが挙げられています。

特に注目してほしいのがこの条件です。

「1回の走行距離が8km以下に該当するからです。」

地方では、自動車のでの移動が『生活の足』
になっている事が多く、近所への買い物や
用事があって出かける場合が自動車での移動
する事がほとんどです。

特に近所への移動や買い物だと10km以下の事が多く、
日本で使われている自動車の大半がシビア
コンディションに該当する
と言っても良いかもしれません。

そして、上記のシビアコンディションの
該当項目が多くなればなる程、クルマへの
負担は大きくなると言えます。

そもそも、距離だけでオイル頻度の目安を
決めようとする事が自体がナンセンスなのかもしれません。

自分の場合は、仕事が変わった事でクルマ
走行状況も大きく変わりました。

もちろん、それはエンジンオイルにかける
負担も大きく変化したと言えます!

■トヨタ:ヴィッツの数年前の走行状況

主に通勤で自動車を利用しており片道
30kmの市街地を走行走行が平日は多い状況

自宅を出る時に、エンジンを始動させて
会社に到着した時点でエンジン停止

■トヨタ:ヴィッツ現在の走行状況

主に仕事の移動で自動車を利用
1日の走行距離は、100km~150km。

仕事のあるエリアへの移動では、20km~30km。
その後は、5km~10kmの間隔で移動を繰り返し

エンジンのスタート・ストップを繰り返している状態。
※現在パソコンの出張サポートの仕事をして
おり個人宅への訪問が多いため。

また、訪問先によっては山間部にあるお宅も
あるため上り坂・下り坂での走行も多いです。

仕事の環境が変わるだけで、クルマの走行
状況も大きく変化します。
もちろん、それはエンジンオイルに与える
負担の変化も表しているわけです。

上記の例で言えば、数年前の状況では
2日間で、約120km走行していいましたが

その間に、エンジンのオン・オフは合計4回です。

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しかし、現在は同じ走行距離を1日で走ります。
訪問予定も、1日5件~8件程あります。

また、1件訪問する度にエンジンを切って
スタートの繰り返しです。
1日に8件訪問予定があれば、8件×2で合計16回になります。

合計すれば、18回もエンジンのスタート
とストップの繰り返しをしている上に、
1回の走行距離が5km~10kmと短いので
2重にシビアコンディションに該当します。

そのため、買い換える前のトヨタ:ヴィッツ
は10万km前後でエンジンオイルの減りが
発生してきました。

※10万kmも走れば、エンジンオイルが減る
のは当然なのかもしれませんが・・・

同じく、120km近く走行していても走行状況
によって自動車への負担が全く違う事例と
いえると思います。

そして、シビアコンディションの中でも
特に負担がかかる要素をトヨタのディーラー
整備士から教えて頂きました。

エンジンオイルの汚れを加速させる3つのポイント?

シビアコンディションの中で、最も
エンジンオイルに負担をかける3つ状況
をまとめておきます。

1,距離だけでなくエンジンの稼働時間も考える

個人的に、インパクトがあったのがこの
点です。

走行距離ばかり意識してしまい、気づき
にくいのがエンジンの稼働時間です。

エンジンは、走っていなくても動いています。

そう、アイドリングの時です。

私の場合、これは信号待ちの時だけでは
ありませんでした。

数ヶ月に1回、片道100km以上離れたエリア
での仕事が連続で続いた時のことです。

運転の疲れがたまった時に、道の駅などで
休憩を取ったのですが・・・

その時期は冬場で、エンジンを切って
しまうと暖房が切れてしまい寒いので

エンジンをかけたまま仮眠してしまったのです。

長い時で、3時間~6時間・・・
また、カーナビをワンセグ機能付きの
モノに買えたのでテレビを見るために、
アイドリング状態を続けた事もありました。

この場合は、走行距離が加算される事はありません。
しかし、エンジンが動いている以上エンジン
オイルも常に負担がかかり汚れ具合はどん
どん進行します。

2,ショート・トリップ走行はエンジンオイルへの負担が大きい

ショート・トリップ走行とは、エンジン
のスタートとストップ(オン・オフ)を繰り返す走行の事です。

エンジンはもちろんですが、スターターなど
他の部分に関しても負担が増えます。

このショート・トリップ走行がエンジンに
かける負担が最も大きく自分のように、
1日になんどもスタート・ストップを繰り
返す走行をする場合は、3,000km毎
エンジンオイルの交換をすすめられました。

自分のしつこい質問にも、真摯に受け
答えしてくださる整備士の方でしたので、
商売のために言っているようには感じませんでした。

それに、そのトヨタディーラーでエンジン
オイル交換をしても、3,000円~4,000円です。

いつも、お世話になっている某トヨタ系
ディーラーではエンジンオイルを20L
まとめて買えばエンジンオイル交換の
工賃も無料です。

そう考えるとトヨタ系ディーラーでは、
エンジンオイルの交換は利益を取る作業
ではなく、集客するための販促作業という
位置づけになっていると考えています。

ちなみに、アドバイスにしたがって3,000
km毎に交換しているかというと・・・

自分の場合は1日の走行距離が多く、1ヶ月
毎にオイル交換をする事になるので、
3,000km毎のオイル交換は出来ていません・・・

3,坂道の上り下りが多い場合は要注意

山道など上がり下りを繰り返す道路状況
では、エンジンにかかる負担も大きく
そのれに比例してエンジンオイルの汚れも
進行しやすくなるとの事でした。

特に上り坂は、エンジンに負担あかかって
いるのは運転していてもわかるので納得できます。

自分の場合だと仕事で移動する時も、訪問
先までは距離を優先していました。

  • 距離が市街地を通るルート:30km
  • 上り下りが繰り返す山間部ルート:25km

比較して、距離が短い山間部のルートを良く通っていました。

しかし、登り坂を走行中にエンジンの
警告灯がいきなり点灯し驚いた事がありました。

※これはこまめにエンジンオイルの量を
チェックしておらず、エンジンオイルの量
が少なくなっていて警告等が点灯したわけです。

ちなみ、トヨタ:ヴィッツの場合ですが
エンジンオイルの警告灯が点灯すると
かなりエンジンオイルは減っている状態です。

特に、山間部を走行している際には上りと
下りでは、エンジンも角度がつき斜めになります。

そうすると、エンジンオイルが少いと
余計にエンジン全体に循環しない場合が
でてきて、エンジンを痛める可能性があります。

山間部の移動が多い方は、何も警告灯がついて
いなくても、エンジンオイルのこまめな点検が
特に必要です!

ディーラー整備士の方からアドバイスを頂いて
からは、多少移動距離が伸びても、平坦な道路
を選んで走行するようになりました。

自分の場合は、ショート・トリップ走行に
関して仕事上しょうがないのですが・・・

  • エンジンの稼動時間を減らすためのアイドリングストップ
  • 山間部をさせて上り・下りを繰り返す走行

この2つは極力避けるようになりました。

特に、アイドリングストップは地球環境を守ると
いう意味でも役立ちますので2重に意義があります。

結局、エンジンの交換頻度はどれぐらいがおすすめ?

自分の走行状況を元に、エンジンオイルや
エンジンへの負担・・そして無視できな
お財布への負担などいろいろな点でだした
自分の結論も書いておきます。

のぐらいでのエンジンオイルの交換がベストなのか?

自分の場合は、

5,000km

毎に交換しています。

『自分の場合は』とつけたのは、人によって
走行状況が違うからです。

自分が運転していての体感やフィーリングで
交換の目安を決めても良いと考えています。

自分が5,000km毎に交換しているのは
運転していてエンジンの始動や走行時に
5,000kmを超えたあたりから違いを実感
するからというのも理由としてあります。

例えば、

・4,000km以上走行したあたりからエンジン
の掛かりに時間がかかるようになった

⇒エンジンオイル交換後に、非常にスムーズ
にエンジンがかかるようになりました。

・4,000km以上で加速にもたつきを感じる
これは、以前乗っていたトヨタ:セリカで感じていました。

スポーティなクルマ程、エンジンオイルの
汚れ具合にダイレクトに感じやすいのかもしれません。

上記の経験から、5,000kmぐらいを目安に
交換しているようにしています。

もし、エンジンオイル交換後に運転時の違和感や
間隔の違いを感じにくいようでしたオイル交換
のタイミングが早過ぎるのかもしれません。

次回は、もう少し距離を走ってから自分なりの
ベストの交換距離を見つけてみるのも良いかもしれません!!

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